結論:現場が荷物を受け入れられる状態かで決める
輸入した家具・建材を通関後そのまま店舗へ配送できれば、倉庫保管や二次配送を減らせる可能性があります。しかし内装工事中の現場では、床が未完成、養生不足、搬入経路が使用できない、保管スペースがないなどの問題が発生します。
そのため物流費だけで直送を判断せず、現場受入条件を確認することが重要です。
現場直送に向く条件
- 工事が予定通り進んでいる
- 搬入口が確保されている
- 荷物の仮置場がある
- 荷受け担当者がいる
- 大型車両が進入できる
- 搬入時間が確定している
- 開梱・廃材処理ができる
倉庫経由が有利なケース
大型案件、多品種案件、複数便で到着する案件では倉庫をバッファとして利用すると工程を安定させやすくなります。倉庫で数量確認、破損確認、現場別仕分けを行い、施工工程に合わせて必要商品だけを配送できます。
直送の最大リスクは再配送
現場に到着してから「今日は受け取れない」となると、待機、持ち戻り、再配送などの追加費用が発生します。大型家具では通常の宅配便のように簡単に再配達できません。
搬入経路を事前確認する
トラックが建物前へ到着できても、エレベーター寸法、階段、扉幅、廊下の曲がりなどによって家具が入らない場合があります。特に完成状態の大型ソファやカウンターは注意が必要です。
実務チェックポイント
- 施工会社へ搬入可能日を確認する
- 車両制限を確認する
- 搬入口・EV寸法を確認する
- 荷下ろし要員を手配する
- 仮置場を確保する
- 開梱場所を決める
- 梱包材の廃棄方法を決める
- 直送不能時の倉庫を想定する
港からの直送は条件が整えば効率的ですが、現場工程との同期が前提です。物流を単独で考えず、施工工程の一部として計画することが店舗家具調達では重要です。
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