□中国建材や建具を使って飲食店の内外装の部材を中国から 調達するサポート。
私が行っているビジネスの中で一つあるのが中国からの建築資材の輸入貿易になります。
そのテーマは飲食店や商業建築の内装や外装に必要な建築部材や家具やインテリアを中国のローカル工場であちらこちらと発注をしてそれをコンテナに入れて日本の現場に納品するというビジネスモデルで商売を行ってます。
飲食店の開業というものは初期費用が結構かかります。
私自身は日本ではお店は行ったことはありませんが上海であまり人気はなかったのですがラーメン屋さんは3店舗私の会社で行いました。
自分自身も飲食に関わったことはありますのである程度のことはわかっていますが基本的には私の会社は貿易会社ですから中国から家具やインテリア建築資材を日本の飲食店の内装を行う工務店やデザイン会社に納品するのが私の仕事です。
それでやはりなぜ中国でそれを作らなければいけないのかという疑問を持つかと思いますが基本的にはコストを下げたいというのが元々の目的でしたがデザイン性のある店舗を作りたいというお客様のニーズを考えた時に何でも特別料金なしで特注で作ってくれる中国のメーカーの対応というのは結構日本の建築業界にとってはありがたい仕組みです。
日本で建具や家具などを特注で作ってもらえば特注料金がかかり部材の価格がいくらであろうともその特別な価格帯で値段を決められ発注しなければいけません。
しかし中国のメーカーはそのような概念はなく特注というものが基本的に考えていません。
どれだけの人件費がかかりそれに対して部材の材料がどれだけかかるかという単純な計算で商品の値段を決めている場合がほとんどです。
そういう点で特別な内容で店舗を設計したい方にとっては中国仕入れというものは非常に良い仕組みです。
中国人はマンションもほとんどスケルトンの状態で販売するので1から内装を作るということに対して違和感を感じていません。
よって中国の建材メーカーや建具メーカーは全てオリジナルで作ることが普通のことです。
よって日本のように規格外商品で特注という概念はありません。
そういう利点を使って日本の店舗内装や飲食店の内装を仕上げれば日本で特注をして発注するよりも安くなりますし特別なこともできると思います。
ただ中国から輸送してくるということになりますので輸送に2週間ほど時間がかかりますので日本国内で製造するよりも輸送時間を足して考えなければいけませんから2ヶ月ほどのお時間を見とかなければ商品が届きません。
時々慌てて発注する場合は航空便を使いますがそうなれば輸送コストが高くなります。
海上コンテナで20フィートコンテナにまとめて輸出するのが一番ローコストになりますが
小ロットで発注したい場合ですと海上輸送すると通関費が高くなるのでそういう場合は私の場合は国際空港宅急便のようなクーリエサービスというものがありますのでそれを使います。
このビジネスで私が何をするのかといえばお客様からいただいた図面を中国人の職人に中国語で説明をして平面図面であるものが結構理解してもらえないのでそれを3 D でデッサンをしてかけ直して作りたいものを説明するというのが私は仕事です。
結局日本の設計士が作った図面でも大体は理解してもらうのですが、最終的に細かい部分っていうのはデッサンをして細く3 D で説明しなければ実際に作ってきたものと分からない部分は職人が想像して作るので内容が違ってしまいます。
この辺の細かい部分をサポートすればあとは国際貿易の知識を持って色々輸出通関をできますので私の行っている仕事ということになります。
これから飲食店の開業したいということはコロナも落ち着いてきたので増えると思いますのでまたこのような内容の話を色々書いていきたいと思います。
飲食店の店舗内装における中国資材調達のサポート