\n\n\n\n\n
ホームFAQ中国から店舗家具を輸入するとき、見積書のどこを確認すればよい?
FAQ

中国から店舗家具を輸入するとき、見積書のどこを確認すればよい?

結論:単価より「何が価格に含まれているか」を確認する

中国工場から届いた見積書を見るとき、最初に製品単価へ目が向きがちですが、実務では価格の前提条件の方が重要です。同じ椅子が一社80ドル、別会社100ドルだったとしても、材質、塗装、張地、梱包、貿易条件が違えば単純比較できません。

仕様を見積書と図面に固定する

最低限、品番、寸法、主要材料、表面仕上げ、色、張地、金物、数量を確認します。木製家具なら樹種や合板部分、金属家具なら材質、板厚、仕上げなど、品質に影響する項目を曖昧にしないことが重要です。

貿易条件を確認する

海外見積ではEXW、FOB、CIFなどの条件が使用されます。同じ商品価格でも、どこまでの費用を売主が負担するかによって買主側の総費用が変わります。見積比較時には条件と指定港を統一してください。

梱包条件は必ず確認する

店舗家具は容積が大きく、輸送効率が物流費に直結します。完成品梱包かノックダウン梱包か、カートン寸法はいくつか、木枠を使うかなどを確認します。また無垢材の木製梱包材を使用する場合は、植物検疫上の木材こん包材規制にも注意が必要です。

見落としやすい追加費用

  • サンプル製作費
  • 金型・治具費
  • 特注色の追加費用
  • 特殊張地費
  • 輸出梱包費
  • 中国国内輸送費
  • 検品費
  • 国際輸送費
  • 日本側通関・配送関連費

支払条件も価格条件の一部

発注時の前払い比率、量産完了時の残金、検品との支払順序を確認します。価格が安くても全額前払いなど買主側のリスクが高い条件なら、総合的に評価する必要があります。

実務チェックポイント

  1. 見積番号と有効期限を確認
  2. 図面番号・仕様書と見積を紐付ける
  3. 数量とMOQを確認
  4. 貿易条件と港を確認
  5. 梱包寸法と総容積を確認
  6. サンプル費・金型費の有無を確認
  7. 製造リードタイムを確認
  8. 支払条件と検品タイミングを確認

最終的には、見積書、承認図、仕様書、サンプルを一つの発注条件として管理することが重要です。口頭やチャットだけで変更した仕様は量産時のトラブル原因になるため、変更履歴を残してください。